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日本ライト級6位の柳達也(31=伴流)と清田亨(26=大橋)が11日、後楽園ホールで開催された「A-SIGN Bee.28」セミファイナル、ライト級8回戦で激突した。
テクニシャン柳がランカーの力を示したのか。それとも清田が下克上を果たしたのか――。
テクニシャン柳がランカーの力を示したのか。それとも清田が下克上を果たしたのか――。
清田亨(大橋)が豪快KO!
清田が右カウンターを炸裂させてランカーを撃破した!初回、清田はジャブからワンツーで先制攻撃を仕掛けると柳も右を返し対抗。2回、清田はキレ味鋭い右ストレートで痛烈なダウンを奪うとダメージが残る柳を攻め立てて右ストレートでキャンバスに沈めた。
「倒してびっくりしている」
試合後に「右ストレートを合わせる練習をしていたが、ダウンを奪ったパンチは手応えはなかった。バランスを意識することを心掛けた。初回から相手は、ジャブに反応していなかったのでパンチが当たるなと思った。これまで2回もチャンスをもらったのにモノにできなかった。今回は絶対に勝つという強い気持ちで臨んだ。勝てて本当に嬉しい」と会心の勝利に声を弾ませた。
「ライト級で暴れる!」
今回からコンビを組んだ北野良トレーナーは「これまではスパーリングでは良いのに本番で力を出せないことが多かった。器用で実力はある選手なので自滅しないようにさせた」と清田の勝利に納得の表情だった。
ランキング入りが濃厚な清田は「さらに上の選手が指名してくれたらと思う。どんどん噛みついていきたい」と飛躍を誓った。
ランキング入りが濃厚な清田は「さらに上の選手が指名してくれたらと思う。どんどん噛みついていきたい」と飛躍を誓った。