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OPBF東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦の前日計量が6日、東京大田区の牧田総合病院で行われ、王座を争う元WBC(世界ボクシング評議会)同級王者の黒木優子(30=YuKO)と前日本女子同級王者の千本瑞規(27=ワタナベ)が秤に乗った。
試合は、明日の7日に後楽園ホールで開催される「DANGAN239 &WATANABE PROMOTION」のセミファイナルで行われる。
計量後にオンラインで取材に応じた両者は決戦に火花を散らした。
試合は、明日の7日に後楽園ホールで開催される「DANGAN239 &WATANABE PROMOTION」のセミファイナルで行われる。
計量後にオンラインで取材に応じた両者は決戦に火花を散らした。
「ワクワクしている」
前日計量をリミットの47.6kgででクリアした黒木。コロナ禍の影響もあって試合間隔が2年空いたことにも「ワクワクの方が大きい」と体幹トレーニングを取り入れるなど体力面の強化を図ってきたことを報告した。「悪い体勢からでも1,2,3と行ける」とフィジカル面がパワーアップしたことで攻撃面の成長を期待した元世界チャンピオンだが、プロ3戦目のリングとなる対戦相手の千本に対して油断はなく「プロのキャリアは自分の方が上でしょうけど、アマチュアで50戦以上やってる」とボクシングキャリアに差はないとの考えを示した。サウスポーと対戦した試合ではないとしつつも「左を起点に試合を組み立てる選手」と技術の高さを評価した。
30歳を迎えたサウスポーは「年齢は意識しない」としつつも「ジムの後輩たちを見るとボクシングを始めた頃を思い出す」と日本ボクシング界を牽引するまでに成長した自身を振り返った。世界王座返り咲きに向けて大事な試合と位置づけると「思い描いているところ」と世界最前線へのカムバックを約束した。
30歳を迎えたサウスポーは「年齢は意識しない」としつつも「ジムの後輩たちを見るとボクシングを始めた頃を思い出す」と日本ボクシング界を牽引するまでに成長した自身を振り返った。世界王座返り咲きに向けて大事な試合と位置づけると「思い描いているところ」と世界最前線へのカムバックを約束した。
「サウスポーは苦手ではない」
一方、200gアンダーの47.4kgで秤を降りた千本は電話取材に応じると「本当に明日の試合が楽しみで仕方がない」と2年ぶりのリングに胸を躍らせた。プロ転向後、2戦目で日本王座を獲得。3戦目でOPBF王座を狙う千本は「世界戦を何度も経験しているだけあって、長いラウンドでの試合運びが上手い」と黒木の印象を口にしたが「アマ時代もサウスポーとの対戦経験もあるし苦手意識はない」とキッパリと言い切った。
続けて「次戦が3戦目で2年ぶりの試合なので、まだ私のボクシングを見ていない人も多いと思う。距離感や攻撃の引き出し、ディフェンス力を見てほしい。明日の試合を見れば相手との差を感じると思う」と勝利に自信を示した。
続けて「次戦が3戦目で2年ぶりの試合なので、まだ私のボクシングを見ていない人も多いと思う。距離感や攻撃の引き出し、ディフェンス力を見てほしい。明日の試合を見れば相手との差を感じると思う」と勝利に自信を示した。
いよいよ対決。