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WBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(28=大橋)に挑むIBFランキング1位でWBA8位のマイケル・ダスマリナス(28=比)の独占インタビューをお届けしよう!今や世界中のボクシングファンが注目するまでになった日本が誇るモンスターとの対戦は、日本時間の6月20日(日)米国ラスベガスで迎える。
新型コロナウイルス発生当初から約2年間、ジムで暮らしているというダスマリナス。辛い食べ物で有名なフィリピンのビコール出身とあって、地元では「ホットアンドスパイシー」の愛称で人気を博している。
9歳からボクシングを始めたというマイケルの身長は170cm。生まれながらのサウスポーでアマチュア時代にも110戦のキャリアがある。趣味を聞いたら「たまに謳ってる」と笑顔で答えてくれた。
■井上チャンピオンとの対戦まであと1ヶ月を切りましたね。今の心境を教えてください。
マイケル:118lbs(バンタム級)No.1でPFP2番目の選手と戦えるので、嬉しいですよ。
■井上チャンピオンは強豪を相手に無敗をキープしていますね。
マイケル:このチャンピオンと拳を交えることを光栄に思っていますし、自分に期待もしていますよ。
■来日した時には、井上チャンピオンのスパーリングを見たと思いますが、どう思いましたか。
マイケル:ずば抜けていい選手だと思いましたよ。
■チャンピオンよりもご自身の方が優っているところは、どこだと思いますか。
マイケル:積極性とパワーとスピードです。
■チャンピオン攻略の糸口はどこにあると思いますか。
マイケル:トレーンニングで練習してきた左アッパーとストレートですね。
■ご自身のファイトスタイルはどうお考えですか。
マイケル:基本的にはアウトボクサーですが、スラッガーです。
■現在はどこでトレーニングをしていますか。
マイケル:フィリピンの首都マニラから車で5時間北に行ったところにあるバンガー・ラ・ユニオンで練習をしています。
■ラスベガスで戦うことをどう思いますか。
マイケル:世界でもとても有名な選手と戦えることを光栄に思っています。
■ズバリ、KOは狙いますか。
マイケル:はい。リングの上で実際に起こることを見ておいてください。最高の試合をお見せします。期待しておいてください。
・IBF世界バンタム級1位
・WBA同8位
・33戦30勝(20KO)2敗(1KO)1分
・1992年8月20日生まれ
・フィリピン出身
・サウスポー
・身長170cm