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JBC(日本ボクシングコミッション)の倫理委員会が「ドーピング違反の事実は認められない」と結論付けた井岡一翔(Ambition GYM)のドーピング違反騒動に関して20日、昨年の大晦日に井岡チャンピオンと対戦した田中恒成(畑中)と畑中ジムの畑中清詞会長がコメントを発信した。
■畑中清詞会長
「昨日のJ B Cの裁定は受け入れる。ただし、J B Cの不手際がこの大混乱を招いたことは、大変遺憾に思う。永田理事長の話を聞くことはするが、我々が納得する説明があるかどうかによって謝罪を受け入れるか考えたい。あの日本ボクシング史上最高峰の試合を汚した罪は重い。今後、このような事態を繰り返さないためにも、この大混乱を招いたJ B Cの関係者は、しかるべき責任をとるべきだ。田中恒成はここからまた世界のベルトを目指して切磋琢磨する。ファンの皆様の期待に必ず応えていく。また応援よろしくお願い申し上げます。」
■田中恒成
「今回、J B Cの不手際によって、このような混乱を招いた事は非常に残念です。大晦日、井岡選手と私の試合は間違いなく素晴らしいものでした。今後は公正、公平が守られ、試合後の両選手が心から健闘を讃え合えるようにJBCは尽力してほしいです。大晦日、私が戦った井岡一翔選手は素晴らしいボクサーでした。現在、私はあの試合を経て、新しいボクシングスタイルを構築する為に日々練習に取り組んでいます。これからの田中恒成のボクシングにご期待ください。応援よろしくお願いします。」