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昨年の大晦日に行われたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで王座防衛に成功した井岡一翔(Ambition GYM)のドーピング疑惑が浮上したことに関して14日、挑戦者だった田中恒成(畑中)の所属する畑中ジムの畑中清詞会長がオンライン会見を開いた。
今年4月に雑誌などで今回のドーピング疑惑を知ったという畑中会長は、5月1日にJBC(日本ボクシングコミッション)の長岡勤コミッショナー宛に内容証明で質問状を送っていたが、永田有平理事長より返答があり、内容には満足できていない。
今回の質問状には3つのことが記されていた。
(1)倫理委員会のメンバーの開示
(2)1月からのドーピング問題の動きの開示
(3)倫理委員会の結果はいつ出るのか
これらの質問に対してJBCは、審議に影響が出ることを理由にメンバーの開示を拒否。これには畑中会長も理解を示したが、審議が終わった後には審議に影響が出ないとして、審議後にメンバーの開示を願うとともに、メンバーには責任を持って公正かつ適切な調査を求めた。
1月からのドーピング問題に関する情報開示に関しては、現在調査中とのことで、今の時点ではJBCからは明確な答えは得られなかった。また、倫理委員会の結果が出る時期に関しても一部報道を介して、5月中に裁定されるものと理解していると話したが、JBCからは直接返答は受け取っていないと述べた。
今後については、JBCとWBO(世界ボクシング機構)の判断に委ねるとした。