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米国・カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツ・パークで15日(日本時間16日)、WBC(世界ボクシング評議会)&WBA(世界ボクシング協会)正規スーパーバンタム級王統一戦が開催される。その前日計量が14日にロサンゼルスのハイアットリージェンシーLAXで行われ、WBC王者ルイス・ネリ(26=メキシコ)とWBA正規王者ブランドン・フィゲロア(24=米)が秤の前に登場した。
また、セミファイナルには前WBAスーパー&IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級統一王者ダニエル・ローマン(31=米)が、WBO同級7位のリカルド・エスピノサ・フランコ(23=メキシコ)とスーパーバンタム級10回戦に臨む。
今まで数々の体重オーバーの失態を犯してきたネリだったが、この日はスーパーバンタム級リミット55.3kgで前日計量を合格。一方のフィゲロアは400gアンダーの54.9kgで秤を降りた。
昨年9月26日に同会場で競演しているWBC王者ネリとWBA正規王者フィゲロア。ネリはWBCスーパーバンタム級王座決定戦で、全勝のアーロン・アラメダ(27=メキシコ)を判定で下して世界2階級制覇に成功し、今回の統一戦が初防衛戦でもある。一方のフィゲロアはダミアン・バスケス(24=米)を相手に10回TKOで勝利し、この2本のベルトを懸けた戦いがV4戦となる。
リミットの122lb(55.34kg)で計量をクリアしたネリは「自分にとってブランドン・フィゲロアは将来の計画のための障害であり脅威。土曜日※日本時間日曜日にはその脅威に対処しないといけないし、そのために最高のパフォーマンスを見せる」と自身のキャリアをかけた大一番であることを示した。
一方、121.2lb(54.98kg)でクリアしたフィゲロアは「これは重要な試合であり、そのために最高のトレーニングを積んできました。あとはリングに上がって全てをかけます」と、こちらもビッグマッチを前に準備が整ったとした。
ローマンが再起2戦目の前日計量をスーパーバンタム級リミットの55.3kgでパス。対するエスピノサは200gアンダーの55.1kgで合格した。
昨年9月26日にネリとフィゲロアも登場したリングでローマンは、フアン・カルロス・パヤノ(37=パナマ)とのサバイバル戦を決行。判定勝利でWBC同級挑戦権を獲得してカムバックに成功し、今回は若手メキシカンのフランコを相手に再起2連勝を狙う。