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日本スーパーフェザー級5位の渡邉卓也(32=DANGANAOKI)が再起に向けてジムワークを再開している。1月22日に日本同級王者の坂晃典(29=仲里)に挑戦したがダウンを喫し6回TKO負けで3度目の日本王座挑戦も実らなかった。
48戦目で初のKO負けとなった渡邉だが、 「まだやり切っていない」と前を向いた。
48戦目で初のKO負けとなった渡邉だが、 「まだやり切っていない」と前を向いた。
「辞める選択肢はない」
試合後は2週間ほど休み、2月中旬からジムワーク始めた。「自分としては辞めるという選択肢はなかった。結果に満足していない。まだまだイケる」と現役続行の理由を明かした。
坂晃典(仲里)戦
試合映像は3回見たという渡邉は「試合に向けて強化したジャブはよく出たと思うが、それしか出せなかった。これではダメだと感じた」と言うと、「チャンピオンがなぜベルトを巻いているのか、強さがわかった」。
パンチ力の強化に努めている
具体的に聞くとチャンピオンは皆、決定力のあるパンチを持っているという。「手数やコンビネーションは必要なことだが、その中で効かせるパンチを打つことを課題としている」と、右の強化に努めている。晝間貴司トレーナーが持つミットに快音を響かせていた。4月からスパーリングも開始する予定だ。
「結果を出す!」
2007年1月にデビューして今年で14年目を迎える。普段からの節制と体のケアで大きな怪我はしていない。渡邉は「周りからは、デビューした頃は『37歳までできる』と言われたが…、長いことやっていますよね。ボクシングは楽しい。ただ、それだけでできるほど甘い世界ではない。責任を持ちながら自分がやりたいから納得するまでやる」と、現役続行に向けて言葉に力を込めた。