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オーストラリアのニューサウスウェールズ州ニューカッスルのニューカッスル・エンターテインメント・センターで31日、WBO(世界ボクシング機構)グローバル・スーパーウェルター級タイトルマッチが行われた。
WBO世界スーパーウェルター級1位のティム・チュー(26=オーストラリア)が、3度の世界挑戦経験を持つWBC同級10位デニス・ホーガン(36=アイルランド)を相手に、同タイトルのV4戦に臨んだ。
チューがTKOで世界初挑戦に前進
初回、にじり寄るようにしてチューがプレッシャーをかけると、ホーガンはロープ側で足を使って捌く展開でスタート。2回には偶然のバッティングによりチューが左目上をカットするが、足を使い細かいパンチを出すホーガンに、チューがパンチをまとめてペースを奪い始めた。さらにチューは4回終了間際に左ボディを効かせると迎えた5回、チューが鮮やかな左アッパーを決めてダウンを奪った。再開後も詰めていくチューに対し、ホーガン陣営がタオルを投入したことで試合終了。チューが5回2分29秒TKO勝利でWBOグローバル王座の4度目となる防衛に成功した。
試合後はWBO同級世界王者ブライアン・カルロス・カスターノ(31=アルゼンチン)への世界初挑戦を目指す、と伝えたチューの戦績は18戦全勝(14KO)。敗れたホーガンは33戦28勝(7KO)4敗1分とした。