試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級11位の西田凌佑(24=六島)が29日、大阪市内の所属ジムで記者会見を開き試合への意気込みを口にした。
西田は、4月24日(土)に沖縄コンベンションセンターでWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の比嘉大吾(25=AmbitionGYM)に挑戦する。昨年12月にプロ3戦目で、元日本王者の大森将平(ウォズ)に番狂わせの判定勝ちを飾った西田は、4戦目でビッグネームに挑む。
比嘉の地元沖縄のリングに向かう西田にとって超アウェー戦となるが、沖縄の企業が西田のトランクススポンサーとして応援することになった。
※撮影時のみマスクを外していただきました。
西田は、4月24日(土)に沖縄コンベンションセンターでWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の比嘉大吾(25=AmbitionGYM)に挑戦する。昨年12月にプロ3戦目で、元日本王者の大森将平(ウォズ)に番狂わせの判定勝ちを飾った西田は、4戦目でビッグネームに挑む。
比嘉の地元沖縄のリングに向かう西田にとって超アウェー戦となるが、沖縄の企業が西田のトランクススポンサーとして応援することになった。
※撮影時のみマスクを外していただきました。
外で記者会見が行われた
西田は、近畿大学ボクシング部出身で監督は元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男氏(39)が務めている。名城氏は、六島ジムで世界チャンピオンとなり、沖縄の血を受け継いでいる。名城氏の現役時代からの沖縄後援会会長で、現六島ジム沖縄の後援会会長の、「沖縄もとぶ海鮮十兵衛」の玉代勢謙一会長が音頭を取り西田をサポートをする。
西田は「沖縄の方にも応援してもらえるということで心強い。本当に感謝しています」と語った。
西田は「沖縄の方にも応援してもらえるということで心強い。本当に感謝しています」と語った。
もう一度アップセットを起こす!
西田によると「大学時代は監督(名城信男監督)に怒られることが多かった。2年生のリーグ戦の大事な試合で攻め切れずに負けた時が一番怒られた」というが、タイトルマッチが決定し、名城監督に報告のメールをしたところ「一日一日、無駄にせずに練習をやり切ること。試合当日は集中してリングに上がるように」とアドバイスを受けたことを明かした。
「比嘉選手と試合ができることでモチベーションが上がっている。こんなチャンスはめったにないこと。勝って大阪にタイトルを持ち帰る」とベルト奪取を誓った。
「比嘉選手と試合ができることでモチベーションが上がっている。こんなチャンスはめったにないこと。勝って大阪にタイトルを持ち帰る」とベルト奪取を誓った。
「敵地でベルトを奪う」
チャンピオンの比嘉は、昨年の大晦日にストロング小林佑樹(六島→引退)に5回KO勝ちし戴冠。西田にとって同じジムで汗を流した小林の敵討ちとなる。会場で観戦していた西田は「パワーもスピードもありコンビネーションも速い」と印象を語ると、「武市トレーナーと作戦を立てて、距離を取っても接近しても戦えるように準備する」と意気込んだ。
武市晃輔チーフトレーナー
"西の策士"としてこれまで数々のアップセットを起こしてきた武市晃輔チーフトレーナーにとってもリベンジのチャンスだ。小林のチーフセコンドを務めていた武市氏は「ストロング戦で一番近くで見ていたが、比嘉選手は強い。ただ、『西田が戦ったら勝てるな』と直感で思った。そう思っていたら、巡り合わせでチャンスが回ってきた。キャリアでは雲泥の差があるが、当日はアッと言わせる自信がある。沖縄のファンは比嘉選手の凱旋試合を楽しみにしているが、会場を静かにさせる。シレっと勝つ。西田はそういう男です」と番狂わせを予告した。
プロ4戦目の峯佑輔(24)
4月24日は、西田と同門の峯佑輔(24)も出場し、52.5s契約6回戦で東大河(25=平仲)と対戦する。アマチュア63戦51勝(10KO)12敗の成績を残し、2019年7月にデビューするとここまで3戦全勝(1KO)と順調にキャリアを重ねている。評判が高く試合が決まらなかったが、敵地に乗り込み4戦目を迎える。
近畿大学ボクシング部同期の西田の活躍に「悔しい思いがあるので早く追いつきたい。刺激を受けているし、切磋琢磨している。4月24日はインパクトを残して勝ちたい。良い形で凌佑(西田凌佑)にバトンを渡す」と拳を握りしめた。
近畿大学ボクシング部同期の西田の活躍に「悔しい思いがあるので早く追いつきたい。刺激を受けているし、切磋琢磨している。4月24日はインパクトを残して勝ちたい。良い形で凌佑(西田凌佑)にバトンを渡す」と拳を握りしめた。