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フィリピン・ラグナ州のビニャン・フットボール・スタジアムで20日に開催されたWBA(世界ボクシング協会)ミニマム級正規王座決定戦で、新王者となったビック・サルダール(30=フィリピン)。しかし、WBAはこの決定戦は暫定王座だったことを発表。同級5位ロベルト・パラデロ(24=フィリピン)とのフィリピーノ対決を制したサルダールは暫定王者となった。
乱立するWBA王座
現在、WBA世界ミニマム級王座はスーパー王者としてノックアウトCPフレッシュマート(30=タイ)が君臨。ゴールド王者にはレイマン・ベナビデス(27=ニカラグア)がいる。WBAは同級1位のホセ・アルグメド(32=メキシコ)と同級2位バイロン・ロハス(30=ニカラグア)に対して2月19日までの交渉期限を設けていたが、そのことについての発表はされていない状況だ。
日本勢でWBAにランクインしているのは、10位のWBOアジア・パシフィック王者の重岡銀次朗(21=ワタナベ)と、15位の田中教仁(36=三迫)となっている。