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フィリピン・ラグナ州のビニャン・フットボール・スタジアムで20日、WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王座決定戦が挙行。ノックアウトCPフレッシュマート(30=タイ)がスーパー王者に格上げされてから約1年を経て、元WBO(世界ボクシング機構)同級王者で同級4位ビック・サルダール(30=フィリピン)と同級5位ロベルト・パラデロ(24=フィリピン)による正規王座決定戦が行われた。
サルダールが王座返り咲きに成功
序盤はプレッシャーをかけるパラデロに対し、サルダールはジャブから入っていった。2回には偶然のバッティングでサルダールが眉間、パラデロが右眉をカット。接近戦に持ち込みたいパラデロに、カウンターを狙うサルダールという図式で終盤戦へと進む。右を上手く当てるサルダールがパラデロの強打を封じた印象のままゴング。1者が118-110でパラデロを支持するも、2者が116-112、115-113でサルダール。2-1の判定勝利でサルダールが返り咲きとなるWBA正規王座を獲得した。
WBAミニマム級ランクには1位から3位まで選手がしっかりと埋まっている中、4位と5位で強行されたWBA同級正規王座決定戦。新王者となったサルダールの戦績は25戦21勝(11KO)4敗。これが初黒星となったパラデロは19戦18勝(12KO)1敗とした。