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マッチルーム・ボクシングによるDAZN興行で大波乱。13日(日本時間14日)に英国・ロンドンのSSEアリーナで開催された前IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(英=30)の無冠戦。IBFフェザー級8位マウリシオ・ララ(メキシコ=22)を相手に思わぬ試合展開が待っていた。
ララが2度倒してアップセット
初回から左フックから右のアッパー、ストレートへ思い切りの良いパンチを振り抜くララに対し、後手に回ったウォーリントンだが、2回には細かな連打で盛り返した。しかし4回、左フックを効かせたララが、よろめくウォーリントンを追撃の連打でダウンを奪った。残りの時間をなんとかサバイブしたウォーリントンは続く5回、インファイトで打ち返して耐え抜いた。中盤に入ってもダメージが残るウォーリントンだったが、ララも序盤の攻勢で疲れを見せており、打撃戦に活路を見出そうと連打を放っていった。9回、ララの右ストレート、左フックで効かされたウォーリントンは、フォローの左フック連打でキャンバスに大の字で倒れ、レフェリーが試合をストップ。ララがアップセットとなる9回0分54秒TKO勝利となった。
完全アウェイの英国で大金星をあげたララの戦績は24戦22勝(15KO)2敗。初黒星を喫したウォーリントンは31戦30勝(7KO)1敗とした。