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プロアマ最強論争に日本ボクシング連盟が動いた。プロボクサーの出場が先に発表されたこの大会への出場は、日本ボクシング連盟側からLEGEND実行委員会への打診がきっかけ!
東京オリンピック出場が決まっている成松大介 (男子63kg級)、岡澤セオン(男子69kg級)、森脇唯人(男子 75kg級)の3選手が2日、オンライン会見を開き、今月11日(木・祝)に開催される予定のチャリティーボクシングイベント「LEGEND」(代々木第一体育館)に出場することを発表した。アマチュアボクシングを統括する一般社団法人日本ボクシング連盟の内田貞信会長は「プロとアマとどっちが強いかを見せたい」と真っ向勝負を期待した。公開スパーリング形式で行われる今回のエキシビジョンマッチは、アマチュアボクシングのルールと同じ3分3ラウンド。プロとアマの世界で活躍するレジェンドボクサー達が対戦するという、夢のカードが実現する。日本のボクシングファンや関係者が長年語り尽くしてきた「プロとアマ、どっちが強いのか?」と言う議論にようやく終止符が打たれることになる!プロの最高峰、世界チャンピオンとアマの祭典、オリンピック代表。さあ、どっちが強い?
「オリンピック前に雰囲気を味わえる」と出場を楽しみにした森脇が、プロ代表の井上尚弥(27=大橋)を称えるコメントを続けると画面上で笑みをこぼした岡澤は「テンポが速く、技術力も高い」とアマチュアボクシングのプライドを見せ「3分3ラウンドの方が凝縮されていて、見ている人も面白いと思うような試合がしたい」と意気込みを語った。
リオ五輪にも出場した成松は「パンチをもらわないボクシングをして、少しでも良いパンチを多く当てたい」と抱負を述べた。
会見に同席した本 博国 男子強化委員会委員は、五輪代表選手らは2月23日から3月5日まで、会津若松で合宿を行った後、3月12日からは10日間の予定で、ナショナルトレーニングセンターにて試合形式の合宿を行うことを明かした。コロナ禍の影響で海外合宿などの目処は立たない状況だが、オリンピック前までには、4月以降も3回合宿を予定していることも併せて伝えられた。