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米国・ロサンゼルスのシュライン・エキスポ・ホールで30日(日本時間31日)に決行されるIBF(国際ボクシング連盟)スーパーミドル級タイトルマッチ、王者カレブ・プラント(28=米)vsIBF同級3位カレブ・トゥルアックス(37=米)。その前日計量が行われ両選手が秤の前で対峙した。
カレブ対決
スーパーミドル級リミット76.2kgを王者プラントは200g少ない76.0kgで合格。対する挑戦者トゥルアックスは100gアンダーの76.1kgでクリアした。
両選手とも同名のカレブ対決となったIBFスーパーミドル級タイトルマッチ。サウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)がWBAスーパーとWBCの同級王座を統一していて、対抗王者となるべくプラントは約1年1ヶ月ぶりのリングで3度目の防衛に挑む。トゥルアックスにとっては18年4月にジェームス・デゲール(34=英)からアップセットの判定勝利で奪うも、再戦で失った同王座の返り咲きを目指す一戦となった。
同日ロシア開催のコバレフ復帰戦は中止
ロシア・モスクワで30日に開催が予定されていた元WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(37=ロシア)の再起戦は中止となった。母国ロシアでリオ五輪銀メダリストのベクテミル・メリクジエフ(24=ウズベキスタン)とライトヘビー級12回戦を予定されていたコバレフ、しかし、12月末にVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)が行った薬物検査で違反物質が発見され、その後も協議されていたが最終的には中止となった。