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[試合後談話]2021.1.14

大橋ジム期待のホープが登場!

 大橋ボクシングジム主催の「フェニックスバトル.75」が14日に後楽園ホールで行われ、大橋ジム期待のホープが続々と登場。2021年の打ち初めにふさわしい試合を繰り広げた。
 アマチュア8冠からプロに転向した中垣龍汰朗(21=大橋)は、スーパーフライ級6回戦で興法裕二(27=新日本木村)と激突した。元世界3階級制覇王者の八重樫東氏(37)とコンビを組んだ中垣の仕上がりに注目が集まった。
中垣龍汰朗(大橋)が圧勝
 サウスポー中垣は右で距離を測ると、飛び込んでくる興法にカウンターを合わせて対応。4回に左ストレートで腰を沈めさせるとコーナーに詰めてボディへの連打で攻勢。最後は右ボディを突き刺しキャンバスに沈めた。
2年以内に世界王者になります
 リング上でインタビューに応じた中垣は「2021年最初の試合で勝つことができて良かった。デビュー戦とはまた違ったボクシングを展開できたと思う」と話すと、「2年以内に世界王者になると宣言したので実現できるように頑張ります」と飛躍を誓った。
左:松本圭佑(大橋)が攻め立てた
 元日本・OPBF東洋太平洋フェザー級王者松本好二氏の長男・松本圭佑(21=大橋)は、58.0kg契約6回戦でベジータ石川(34=折尾)と対戦した。立ち上がりこそサウスポー石川の左を浴びてヒヤリとさせたが、その後は冷静に組み立てて右ストレートでダウンを先取。再開後は連打でフィニッシュした。
課題を修正していく
 A級昇格を決めた松本だが「もらってはいけないパンチを浴びてしまった。初回は慌てずにじっくりと攻めるつもりだったが難しいですね」と笑顔は少なかった。
 「このような状況で試合ができることがありがたいこと」と感謝の気持ちを言葉にした松本は「しっかりと練習して今年もコツコツと頑張っていきます」と抱負を語った。
森且貴(大橋)が8連勝
 セミファイナルではミニマム級8回戦で日本同級13位の森且貴(20=大橋)と竹田宙(20=S&K)が対戦した。森は、サウスポー竹田のアウトボクシングに手を焼いたが、中盤からボディに的を絞り手数で上回り判定勝ちした。

 デビューからの連勝を8に伸ばした森は「気持ちで負けてはいけないと思いながら戦った。練習でやってきたことが出せなくて課題が残った。今日の内容ではまだまだ。これからも日々練習していく」とレベルアップを誓った。

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