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昨年の大晦日に2度目の防衛に成功したWBO世界スーパーフライ級チャンピオンで世界4階級制覇王者の井岡一翔(31=Ambition)が元日、一夜明け会見をオンラインで行った。
「今年の目標は他団体のチャンピオンとの統一戦」と抱負を語った一翔は「3月に行われるファン・フランシスコ・エストラーダとローマン・ゴンサレスの勝者との対戦を希望します。勝てるのは自分しかいないです」とキッパリ。「決めたことをやるだけ」今年は名実ともに激戦区スーパーフライ級の頂点を目指す。エストラーダとローマンの勝者はシーサケット・ルビンサイ(タイ)との対戦が有力だが、焦りはない。「どんな試合が決まっても結果で示していくだけ」「まずは自分自身を高める。ボクシングの理解を高めると成長できる」と信念を貫く。ちなみに、エストラーダとロマゴン戦の勝敗予想は、ロマゴンの地力、元々の強さを支持。「最近、エストラーダはパンチをもらう」と話した。
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昨夜対戦した田中恒成(25=畑中)の印象は「強かったですよ。いい選手でした。評判どおりスピードとパンチ力もあった。上下の打ち分けとコンビネーション、バランスの取れたレベルの高い選手」と述べた。試合の終盤、田中を挑発した場面に話が及ぶと「覚えていますよ」と切り出した一翔は、倒されたことで後がなくなった田中が、気持ちで向かってきたのを察し、足を使うのではなく、「打ち合うおうか!」と胸を貸したことを明かした。「結果でレベルの違いや格の違いを見せられたんじゃないか」とさらなる高みを目指す。「やってきたことが試合で出せたので、成長を感じる。自信につながった」と、自身9度目の大晦日戦を総括した。