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日本女子フライ級3位の鈴木なな子(21=三迫)が10日、同ミニフライ級6位の細田めぐみ(38=SRS)とミニマム級のリングで対戦した。両選手ともに今回が初の6回戦。試合は初回に右ストレートをヒットした鈴木が4回に左フックを好打した細田との打ち合いを制して判定勝利を挙げた。
試合後に行われたオンライン勝者会見で鈴木は「1ラウンド2分なのであっという間に終わった」と試合を振り返った。鈴木は普段、1ラウンド3分で練習をしているため、試合中にスタミナを心配する様子はなかった。一方、被弾する場面があったことには「相手の右をもらった。直し切れてなかった」とディフェンス面の課題を口にした。
今後はミニマム級で戦っていきたい
今後に関して、主戦場はミニマム級を希望した。「フライ級じゃ大きすぎる」と適正階級でのランキング入りを期待した。6回戦で1勝したことで、日本タイトルに挑戦する権利を得たが焦りはなく「来年の年末に挑戦したい」と抱負を語った。
コロナ禍で試合の機会が減る中、三迫ジムに移籍後、今年2度リングに上がるチャンスを作ってもらったことに感謝した。「ジムに恩返しができたかも」と2戦2勝で終えた2020年を振り返った。
12月13日は注目の女子世界戦!
13日の日曜日に世界王座防衛戦を迎える同門で、鈴木と同じく今年三迫ジムに移籍した吉田実代(32)に話が及ぶと、アドバイスや試合の対策を一緒に考えたこと明かすと「いい先輩です」と感謝した。