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WBC(世界ボクシング評議会)が9日、最新の世界ランキングを発表した。賛否はある中、ブリッジャー級ランキングも初めて公開された。ブリッジャー級の下限体重は200lb(90.71kg)とヘビー級と同じだが、ヘビー級には上限がないのに対し、ブリッジャー級の上限は224lb(101.605kg)と定められている。
今月のヘビー級のチャンピオンと1位から15位までの世界ランカーの平均年齢は34.25歳で、ブリッジャー級は30.87歳。クルーザー級は32.5歳。WBCがブリッジャー級を新設した本当の意図はわからないが、重量級のトップコンテンダーの選手生命が伸びている現代のボクシング界の流れを考慮した上で、重量級の活性化と人気アップが目的だとすれば、ブリッジャー級のランカーの平均年齢がやや低いのは合点がいく。加筆するとすれば、今回ブリッジャー級でランクインした選手の多くが、他団体ではクルーザー級でランクインしている。15人のランカーの国籍は10カ国。
重量級とは真逆のミニマム級でチャンピオンの交代があった。ワンヘン・カイヤンハーダオジム (タイ)が2014年11月6日の初戴冠以来、6年間守ってきた王座を判定決着の末、パンヤ・プラダブスリ(タイ)に明け渡した。
スーパーライト級のOPBFチャンピオンで先月防衛に成功した内藤律樹(E&Jカシアス)が32位から25位にランキングを上げたが、世界挑戦圏入りは見送られている。