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4年ぶりに後楽園ホールで試合を迎えた辰吉寿以輝(大阪帝拳)。6日、今村和寛(本田F)とスーパーバンタム級8回戦のリングで対戦した。試合は、負傷ドロー。辰吉が偶然のバッティングで左目上をカットすると、ドクターチェックで試合続行は不可と判断された。2015年4月16日のプロデビュー以来、13戦全勝中で日本ランキングも8位にまで上げたことで、タイトル挑戦も視野に入って来た辰吉だが、ブレーキが掛かった。
※辰吉寿以輝(大阪帝拳)の試合後コメント
―試合終わっての感想を
辰吉:「こんな結果で、ふがいない。いろいろ練習もしてきたのに」
―2回で試合を止められたが、サウスポー対策など練習したものを出せた部分はあったか?
辰吉:「もっと今からエンジンがかかるところだった」
―コロナ禍で今春から練習など難しい面を感じていたか?
辰吉:「練習できない自粛期間は(気持ちの面など)難しかった。でも試合が決まってからは万全に取り組めていた」
―世界戦の前座に登場するのはデビュー戦以来となるが?
辰吉:「自分の試合に全力を尽くすだけだけど、いい舞台なので、いい感じでメインにつなぎたかった」
―コロナ禍で観客も400人に制限されていた。会場の雰囲気などで感じたことはー
辰吉:「あまり気にならず、普通にやれました」
―来年へ向けて展望を
辰吉:「まず決まった試合をクリアしてチャンスがあれば…(タイトル戦にからんでいきたい)。でも、きょうの試合では何も言えないです」
※大阪帝拳ジム吉井寛会長の試合後コメント
―左目尻の傷口の状況はー
吉井:「ちょっと深い。大きいな。7〜8センチぐらい。大阪に帰ってから処置します」
―2回で終わってしまったが試合内容の評価をー
吉井:「2回の終わりにストレートをもらったけど効いてはいないし、そこから組み立て直していくところだった。不完全燃焼ですね。でも初めてのサウスポーに対し、思っていたよりいい動きを見せていた。それだけに(負傷で打ち切られ)残念だが、仕方ない」
―来年へ向けて展望をー
吉井:「次の試合は間隔が空くと思う。傷口がしっかりふさがるのを待ちます。タイトル挑戦の機会は引き続き探っていきたい」
「アクシデントやからね。わからんわ。でもモノは考えよう。このドローでキャリアを積んだと考えたらええんちゃうか。またサウスポーに対しても集中して練習できるやろうしな。欲を言えば左が少なかった。目を切ったのは心配は心配や」
「初回は思っていた通りの展開で前半の3ラウンドはポイントを取られても良いと思い後半勝負だった。2ラウンドの後半で体力が落ちているのがわかったのでイケる思ったが…。」