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[海外前日計量]2020.10.31

デイビスvsサンタクルス前日計量

 米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで31日(日本時間30日)に開催されるWBA(世界ボクシング協会)ライト級正規王座&WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座タイトルマッチの前日計量が30日に行われた。ライト級正規王者ジャーボンタ・デイビス(25=米)と、スーパーフェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(32=メキシコ)がメインイベントとして秤の前に登場した。

 セミ格ではWBA世界スーパーバンタム級ライト級正規タイトルマッチ、王者マリオ・バリオス(25=米)vs同級9位ライアン・カール(28=米)戦がセット。さらに、アンダーカードでは、スーパーライト級12回戦で元同級2冠王者のレジス・プログレイス(31=米)が、ファン・エルナンデス(30=米)を相手に再起戦を行う。

デイビスvsサンタクルス

 ライト級王座も賭けられているものの契約体重はスーパーフェザー級リミット58.9kgとなっている変則世界戦。サンタクルスは200gアンダーの58.7kgでクリア。体重超過が心配されていたデイビスも、下着を脱いだ状態で100gアンダーの58.8kgで無事に合格を果たした。

 デイビスは19年12月にユリオキス・ガンボア(38=キューバ)を破って獲得したライト級正規王座決定戦以来の試合となった。当日はサポートを受けるフロイド・メイウェザー氏がセコンドに就くのかにも注目が集まっている。対するサンタクルスは現在5連勝でWBA世界フェザー級スーパー王座も保持する中で、ライト級王座の吸収を目論む。

アンダーカードで一波乱

 WBA世界スーパーライト級正規タイトルマッチは、王者バリオスが同級リミット63.5kgを200g少ない63.3kgで合格。対する挑戦者カールはリミット63.5kgで秤を下りた。

 しかし、スーパーライト級10回戦で再起戦となったプログレイスは64.2kgと800gオーバーの失態。相手のエルナンデスは200g軽い63.3kgでクリアした。両陣営の協議の結果、プログレイスの試合報酬の一部をエルナンデス側に支払うことで試合開催が合意となった。

 IBFライト級2位決定戦はIBF9位のディエゴ・マグダレノ(34=米)が、同級リミット61.2 kgを100gアンダーの61.1kgでクリア。対する同級6位のイザック・クルス(23=メキシコ)は500g少ない59.8kgを記録した。


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