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WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオンで11月3日(火)にタノンサック・シムシー(20=グリーンツダ/タイ)を挑戦者に迎えて、3度目の防衛戦に臨む京口紘人(26=ワタナベ)が26日、都内にあるFCCJ(日本外国特派員協会)で会見を開いた。会見にはJBC(日本ボクシングコミッション)の安河内剛事務局長、ワタナベジムの渡辺均会長、大阪観光局の溝畑宏理事長も同席した。
ボクサーが日本外国特派員協会に招かれるのは極めて稀なことで、2年前の来日時に登壇したマニー・パッキャオ(比)以来となる。日本人ボクサーでは、京口が初めてなのではないかとのこと。
大阪観光大使を務める京口の3度目の世界タイトル防衛戦は初物づくし。コロナ禍以降、世界戦で外国人選手を国外から招き入れて、有観客で試合が開催される。YouTubeで世界戦をライブ配信するのも日本では初めての試みだ。11月3日(火)は大阪・御堂筋でイルミネーションもライトアップされる。ボクシングの火を絶やしてはならないという責任感も垣間見えた会見。来年に延期された東京オリンピック開催のためのテストケースの意味合いも持つ大一番は、ボクシングを超えて全てのスポーツの希望を背負っている。「これからもビッグマッチを見たいので、しっかり成功させる」とスーパーチャンピオンの自覚を口にした。