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WBC世界ライトフライ級1位の久田哲也(35=ハラダ)が今週、都内に滞在し、五反田にあるワタナベジムでWBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(26=ワタナベ)と非公開でスパーリングを行なっている。久田は昨年10月に京口の2度目の防衛戦の相手として対戦しているが、今回は3度目の防衛戦に臨む京口の練習パートナーを務めている。
大阪よりも都内は少し涼しいと話した久田だが、大改装されたJR五反田駅周辺にコロナ禍以前の活気が戻りつつあることを肌で感じたようで「東京は人が多いですね」と目を細めた。
ピリピリした緊張感
予定通り4ラウンドのスパーリングを終えた久田は「レベルアップにつながる。コロナの影響もあって、スパーリングの機会が減っているので、今回、声をかけてもらって喜んでいる。昨年、京口チャンピオンと対戦しているので、あの時と比較して、今の自分は何ができるようになっているのかを確認している」と充実感を口にした。
今後に関しては「年内に試合が決まると思う」と順調に話が進めばビッグニュースの発表があることを明かした。