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新型コロナウイルス対策連絡協議会が28日、オンラインで行われた。今日までに全国各地で有観客による興行が再開しているが、動員人数は限定的で、声援は拍手に置き換えるなど、通常通りではない。ただ、7月に興行が再開された当時と比べると、選手と取材陣の距離を保つなどして、試合後の囲み取材も再開され、徐々にコロナ禍以前の状態に近づいてきた。一方で、興行時に指定された座席に着席しない、または、禁止されている立ち見を繰り返しているなど、コロナ感染防止対策に従わない東日本協会の会員(協会加盟しているジムの会長)を対象に厳罰処分を検討するとした。今後開かれる東日本協会の理事会で引き続き検討されるが、厳罰処分は協会会員資格の停止や罰金などが含まれる。仮に、会員資格が停止となった場合には、プロ加盟ジムのライセンスを発行しているJBC(日本ボクシングコミッション)は、協会からの推薦が失効することを根拠にライセンスを剥奪するため、同ジム所属選手が試合を迎える場合には、ジムを移籍する必要も出てくる。また、選手に関しても、25日の東日本新人王予選に出場した選手が、前日計量とPCR検査終了後の「分離※分離中は外出や外部との接触が禁止されている」時にテイクアウトに並んでいたところを目撃され、厳重注意を受けている。プロスポーツ団体として、今後もイベントの開催が継続できるよう、また、公平性を保つことができるよう、コロナ対策協議会などで決定した取り決めを遵守するよう求めていく。