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アマチュア3冠の実績を引っ提げプロに転向した木村蓮太朗(23=駿河男児)が27日、静岡・ふじさんめっせ産業交流展示場で無観客で開催された「ふじの国PROFESSIONAL BOXING」セミファイナル58.0kg契約6回戦で岩屋卓史(32=寝屋川石田)と対戦した。
プロ2戦目で地元静岡のリングに上がった木村は、初回から強烈なボディブローを打ち込みペースを掌握した。
プロ2戦目で地元静岡のリングに上がった木村は、初回から強烈なボディブローを打ち込みペースを掌握した。
圧巻の内容で勝利
試合後に合同囲み取材に応じた木村は「2〜3ラウンドで仕留めることができるかなと思ったが、相手に気持ちの強さを感じたので戦い方をシフトチェンジした」と振り返り、3回からディフェンスを意識した試合運びをしたことを明かした。
静岡県初の世界王者を目指す
「これまで倒してきたパンチで倒れなくてプロの洗礼を浴びた」と語った木村だが、「2ラウンドでなくて5ラウンドで仕留めたことが収穫。判定勝ちは嫌なのでKOできて良かった。今日は100点に近い内容」と手応えを感じていた。
次戦は12月10日に後楽園ホールで8回戦を予定している。木村は「日本王座や東洋王座は通過点。目標は静岡県初の世界チャンピオン。ただの世界王者ではなくて辰吉丈一郎さんや畑山隆則さんのようなカリスマ性のあるチャンピオンになる」と抱負を語った。
次戦は12月10日に後楽園ホールで8回戦を予定している。木村は「日本王座や東洋王座は通過点。目標は静岡県初の世界チャンピオン。ただの世界王者ではなくて辰吉丈一郎さんや畑山隆則さんのようなカリスマ性のあるチャンピオンになる」と抱負を語った。
アッパーが効いた
一方、最後まで粘り強く戦った岩屋は「6ラウンドまで戦いたかったが…、距離を潰して相手が嫌がることをしようとしたが、思い通りにさせてもらえなかった。相手は今までで一番パンチが強かった。耐えることができた自分にびっくりしている」と試合を振り返ると、「世界チャンピオン候補と試合ができて良かった」と敗戦を糧に立ち上がる。