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[プロテスト]2020.9.12

角海老宝石の原石達が注目を集めている!

 期待の大型新人3名のプロテストが12日、都内の角海老宝石ジムで行われた。今回プロテストを受験した飯村樹輝弥(22=日本大卒)、池側純(22=大商大卒)、今(こん)優吾(20=弘前東高校卒→拓大中退)の3選手は11日、JBC(日本ボクシングコミッション)でPCR検査を受けてからこの日を迎えた。

 3選手総当たりによるスパーリングテストを終えた後、JBC(日本ボクシングコミッション)の福地勇治試験官から3選手のプロテスト合格が正式に告げられた。合格後に行われたメディア会見。日本大学4年生の時には主将を務めた飯村は「先輩たちに追いつき、追い越したい。子供の頃からの夢だった世界チャンピオンを目指したい」と10歳から始めたボクシングで頂点を目指すことを誓った。スパーリングでは左ボディからの組み立てで完成度の高いボクシングを披露した。学生時代に切磋琢磨してきた東洋大学元主将の木村蓮太朗(23=駿河男児)や駒沢大学で主将を務め、先日プロテストに合格した嶋田淳也(22=帝拳)らをライバル視した。

スパーリングテスト

 長身サウスポーで注目を集めそうなのは、大阪商大出身の池側純。鋭い踏み込みと自身も得意と話した左ストレートを武器に「世界を目指す」と意気込みを語った。プロ入りに際して、記者からの質問に「練習環境が充実していて、選手とトレーナーの関係もいい。強い選手も多い」と角海老宝石ジムに籍を置くことを決めた理由を語った。

3選手に注目!

 バンタム級かスーパーバンタム級でプロキャリアをスタートするという今(こん)優吾は拓殖大学を中退してプロ入りを決断した。「まずは日本タイトルを取って、それから世界チャンピオンを目指したい」とスピードとパワーを武器に世界一を目指す。


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