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元WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者で現在WBCスーパーバンタム級1位の悪童ルイス・ネリ(25=メキシコ)の次戦が、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級王座決定戦なることが決まった。9月26日(日本時間27日)に米国・コネチカッチ州のモヒガンサン・カジノで開催される、PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)の2部構成で分けたPPVイベントに、コロナ禍により何度も延期となったWBC同級9位アーロン・アラメダ(26=メキシコ)を相手に2階級制覇を目指す。
コロナ禍の影響を受け3度の延期なっていたネリとアラメダのWBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦は、WBC同級王者のレイ・バルガス(29=メキシコ)が怪我により休養王者に認定されたため、両選手の対戦が世界王座決定戦に昇格することになった。
ネリにとっては昨年7月のフアン・カルロス・パヤノ(36=ドミニカ共和国)戦で9回KO勝利して以来1年2ヶ月ぶりのリングとなる。しかし、本来は続く昨年11月に前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)とWBC世界バンタム級挑戦者決定戦を開催予定となっていたが、前日計量で約450グラムの体重オーバーにより試合中止となっていた。
プレミアム・ケーブル局SHOWTIMEのPPVとして行われるこの日のPBC興行は、2部制をとると発表。
パート1とされる最初のメインイベントはWBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(30=米)が、WBC同級1位セルゲイ・デレイビャンチェンコ(34=ロシア)の指名挑戦を受けるV4戦。さらにWBA世界バンタム級正規王者ブランドン・フィゲロア(23=米)が3度目の防衛戦として、WBA同級13位ダミアン・バスケス(23=米)と対戦する。
ネリvsアラメダの入るパート2ではメインイベントに、WBC世界スーパーウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(30=米)vsWBAスーパー・IBF同級王者ジェイソン・ロザリオ(25=ドミニカ共和国)による3冠王座統一戦。
さらには前WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(30=米)と、ファン カルロス パヤノ(36=ドミニカ共和国)によるWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦がセットされた。また、いずれかのパートでWBA世界スーパーライト級正規王者マリオ・バリオス(25=米)vsWBA同級9位ライアン・カール(28=米)戦も加わる。
PBCがコロナ禍により予算ができたSHOWTIMEとのタッグは、日本のファンにとっても馴染み深い選手達が集まるビッグイベントとして注目が集まりそうだ。