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千里馬神戸ジム主催の「千里馬スーパーファイト.61」の前日計量と抗体検査が13日、大阪府豊中市内の病院で行われ、出場選手全員がパスし、抗体検査も全員陰性だった。メインイベント52.8kg契約8回戦で対戦する徳山洋輝(28=千里馬神戸)と日本スーパーフライ級10位の那須亮祐(24=グリーンツダ)が顔を合わせた。
試合は明日の14日に神戸常磐アリーナにおいて有観客で開催される。
試合は明日の14日に神戸常磐アリーナにおいて有観客で開催される。
大好きなプロレスラーのポーズで戦闘態勢!
リミットちょうどの52.8kgでパスした徳山は、初のメインイベンターに抜擢された。「この状況の中で試合ができることに感謝している」と話すと、「61回と歴史のある千里馬スーパーファイトのメインを務めるので少しプレッシャーはあるが、しっかりと戦いたい。相手は強いが胸を借りるつもりで挑んで、意地でも相手のランキングを奪う」と闘志を燃やした。
徳山は計量後にはホテルに移動して「分離」と言われる外部との接触を一切遮断した状態で試合を迎える。妻・愛子さんには試合が終わるまで会えないが、愛子さんがホテルのフロントに預けた、愛情を込めて作った特製弁当を食べて明日の決戦に臨む。
徳山は計量後にはホテルに移動して「分離」と言われる外部との接触を一切遮断した状態で試合を迎える。妻・愛子さんには試合が終わるまで会えないが、愛子さんがホテルのフロントに預けた、愛情を込めて作った特製弁当を食べて明日の決戦に臨む。
勝ってランキングを上げたい
一方の那須は、100gアンダーの52.7kgで合格した。「体重もスムーズに落ちて調子が良い」と万全のコンディションを強調した。「ボクモバ勝敗予想は五分五分に近い数字だったので、積極的に攻めて明日は圧倒したい」と必勝を誓った。
那須が所属するグリーンツダジムは、8月9日(日)に大阪枚方市総合体育館で自主興行を開催し出場選手全員が勝利した。那須もこの流れに乗って連勝を伸ばしにいく!
那須が所属するグリーンツダジムは、8月9日(日)に大阪枚方市総合体育館で自主興行を開催し出場選手全員が勝利した。那須もこの流れに乗って連勝を伸ばしにいく!
左:井上夕雅(尼崎亀谷)
右:見村徹弥(千里馬神戸)
右:見村徹弥(千里馬神戸)
セミファイナルではフライ級8回戦で日本ライトフライ級8位の井上夕雅(21=尼崎亀谷)と見村徹弥(24=千里馬神戸)が拳を交える。井上は100gアンダーの50.7kg、見村は200gアンダーの50.6kgでクリアした。
勝ってさらに上を目指す
100gアンダーの50.7kgで計量を終えた井上は「見村選手とは一度スパーリングをしてやられたのを覚えている。相手は強いのでとにかく勝つ。しっかりとポイントを取って勝ち切る」と気を吐いた。
「ホテルで過ごすため、ランニングができないのが辛い」とボヤいたが、「とにかくできることをして、しっかりと結果を出す」と、井上は日本ランカーとしての意地を見せるつもりだ。
「ホテルで過ごすため、ランニングができないのが辛い」とボヤいたが、「とにかくできることをして、しっかりと結果を出す」と、井上は日本ランカーとしての意地を見せるつもりだ。
距離が勝負のカギになる
2度目の日本ランカー挑戦の見村は「前回の試合で負けたにも関わらず、チャンスを作ってもらい本当に感謝している」とジムの心意気に頭を下げると、「どんな形でも良いので勝ってジムを盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
見村は2018年全日本新人王決定戦に出場しそれから約1年9ヶ月が経過した。「待ちのボクシングから自分から仕掛けることができるようになった。攻撃のバリエーションが増えた」と成長を実感していた。最後に明日は進化した姿を見せると誓った。
見村は2018年全日本新人王決定戦に出場しそれから約1年9ヶ月が経過した。「待ちのボクシングから自分から仕掛けることができるようになった。攻撃のバリエーションが増えた」と成長を実感していた。最後に明日は進化した姿を見せると誓った。