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東日本新人王予選の前日計量とPCR検査が2日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で行われた。明日の試合に出場する選手は都内のホテルに滞在し、外部との接触が制限される。そんな中、スーパーバンタム級にエントリーした仲里ニンジャ早史(21=白井・具志堅→渡嘉敷ジム)がオンライン取材に応じた。トリッキーな動きから具志堅用高会長から”ニンジャ”のミドルネームをもらった仲里は、7月31日に閉館した白井・具志堅スポーツジムで最終日まで汗を流した。明日の試合から所属は、渡嘉敷ジムに移して戦うことになるが、明日はこれまで通り、苦楽を共にしてきた白井・具志堅ジムの陣営がセコンドにつくことを明かした。それでも、同ジムが閉鎖されることを聞かされた時には「頭の中が真っ白になった」と不安だった当時を振り返った。新型コロナ禍の影響で、緊急事態宣言が解消されるまでは、スパーリングなど、対人練習はできなかったとのことで、普段とは違った調整で試合に臨む。
この日、初めて受けたPCR検査に関して、減量の影響からか検査のための唾液が出ず苦労したと話した。それでも、この日の計量をリミットまで1.1kgの余裕が残った54.2kgでクリアするなど、調子は万全と話した。無観客試合での開催に関しては「プロなのでお客さんに見てもらってなんぼ」と少し残念がったが、普段とは違う会場の雰囲気に慣れることを念頭に試合までの1日をホテルで過ごす。