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米国大手のGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)の再開興行が、24日(日本時間25日)米国・カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノで開催され、メインイベントでWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級ゴールド王者バージル・オルティス(22=米)が2度目のタイトル防衛戦に臨んだ。
オルティスが連続KO記録更新
試合前にオルティス陣営のロベルト・ガルシア・トレーナーがコロナ検査で最初に陽性、2度目で陰性と出たが、カリフォルニア州のルールによりセコンドにつくことが許されなかった。そんな中、オルティスは元世界ランカーのサミュエル・バルガス(31=カナダ/コロンビア)を相手に序盤、プレッシャーをかけて右を打ち込んでいく。オルティスは中盤もタフなオルティスの様子を見てはパンチをまとめていく。そして迎えた7回、ロープ際でオルティスがコンビネーションを打ち込むと、効かされたバルガスがオルティスの足を抱えるようなクリンチで両者が倒れた。再開後に連打でロープに詰めたところでレフェリーストップ。オルティスが7回2分58秒KO勝利で2度目の防衛に成功した。
パーフェクトレコードを更新するオルティスの戦績は16戦全勝全KO。敗れたバルガスは39戦31勝(14KO)6敗2分となった。
女子の試合で最短KO記録
WBC女子ライトフライ級シルバータイトルマッチでセニサ・エストラーダ(28=米)が開始と同時にコンビネーションを打ち込み、ミランダ・アドキンス(42=米)がダウン。そのままレフェリーが試合をストップし、女子の試合では最短KO記録となる1回7秒KOでエストラーダが勝利した。
全勝をキープするエストラーダの戦績は19戦全勝(8KO)、代役出場でミスマッチとなったアドキンスは初敗北の6戦5勝(5KO)1敗とした。