西日本ボクシング協会は出稽古自粛を決定!

　新型コロナウイルス感染防止連絡協議会が21日、オンラインで行われた。この日の会議では、試合のための観戦防止策の運営方法の改善案と前日計量時に行われるPCR検査の今後の実施環境に関して話し合われた。PCR検査は、沖縄を除く九州地方と週末の関西地域の実施が可能になるなど、ぼぼ全国的に実施が可能となった。現段階で実施できない地域のみ3週間前と試合前日に抗体検査が行われる。今後も検査機関との連携が強化されるもので、全国で試合前日にPCR検査が行われるようになる。

　大阪市内にあるプロボクシングジム所属の選手、関係者合計5名の感染が確認されたことなどを受けて、西日本ボクシング協会は、当面の間、西日本地域での出稽古を自粛することを決めた。25日に神戸で開催予定の「REAL SPIRITS 67」(神戸市立中央体育館)は、急きょ無観客による開催に変更となった。また、8月9日と12日に予定されている興行は、開催するもののキャンセルとなる試合があることも報告された。感染が確認できた選手らも先週金曜日まで、血中酸素濃度検査や体温検査などガイドラインに沿って行っていたため、今回の早期発見につながった。ただ、先週の金曜日までは感染特有の症状は出ていなかった。新型コロナに感染した選手や関係者の早期回復を願う。