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[速報]2020.7.17

井上浩樹が引退表明!どうなる?

 無観客で開催された16日の日本スーパーライト級タイトルマッチで、挑戦者の永田大士(三迫)に7R 2分 17秒 TKOで敗れた前チャンピオンの井上浩樹(大橋)が17日、自身のSNSアカウントで引退を表明した。

◆引退に関する原文

「本日、会長に自分の意思を伝え引退する事になりました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。二度と後悔をしないよう、第2の人生歩んでいきます。」

 一方で井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「浩樹は引退ですが、気がかわるかもしれないので、WBOアジア(パシフィック王座の)返上は保留します」と報道機関に伝えた。その理由として、かなり前からケガに悩まされていた井上は、ここ数試合は満足な練習は出来ておらず、今回もスパーリングは同門の平岡アンディと二回だけだったことなどを挙げた。年齢的にも実力的にもグローブを吊すには惜しい逸材。コロナ禍の選手への影響は体力面だけでなくメンタル面にも及んでいる可能性も高いことから、井上に限らず選手のメンタル面のサポートはボクシング界全体の課題として、取り組むべきことではないだろうか。

◆井上浩樹(大橋)

前日本スーパーライト級王者

WBOアジアパシフィック同級王者

1992年5月11日(28歳)神奈川県出身

16戦15勝(12KO)1敗(1KO)


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