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中米ニカラグアの首都マナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツセンターで25日(日本時間26日)、3月中旬以来としては世界初のボクシング興行が開催された。会場にはWBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者ローマン・ゴンザレス(32=ニカラグア/帝拳)をはじめ、兄弟王者のWBA世界スーパーフェザー級王者レネ・アルバラード(31=ニカラグア)とIBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王者フェリックス・アルバラード(31=ニカラグア)など現役世界王者達が集結。さらに77年に来日し輪島功一氏を相手に王座防衛を果たしたエディ・ガソ氏や、元世界2階級制覇王者リカルド・マヨルガ氏などニカラグア出身の元世界王者たちも試合を見守った。
ソーシャルディスタンスをとりながらの開催
入場無料で行われたボクシング興行は、ドアを開放して入場者全員が体温測定と消毒が徹底された。試合役員や関係者、セコンドなどはマスクと手袋を着用し、観客席は1メートル間隔を開けて設置された。
そんな中で行われたメインイベントではライト級8回戦でロビン・サモラ(22)とラミロ・ブランコ(24)の再戦となるニカラグア人対決が行われ、サモラが3-0(77-75、78-74、77-75)の判定勝利となった。昨年10月の2回TKO勝利に続き返り討ちを果たしたサモラの戦績は22戦15勝(8KO)7敗。敗れたブランコは29戦18勝(10KO)8敗3分とした。