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新型コロナウイルス感染拡大が広がる中、中米ニカラグア・首都マナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツセンターで25日(日本時間26日)、元2階級制覇王者ロセンド・アルバレス氏のバッファロー・プロモーションズ主催興行が開催される。世界で3月中旬以来となるボクシング興行の前日計量が24日に同地の野外で行われた。
徹底的な防止策で観客動員
注目の興行となったメインイベントのライト級8回戦は、ともにマナグアでキャリアを積むニカラグア人対決。ロビン・サモラ(22=ニカラグア)がライト級リミット61.2kgを測定、ラミロ・ブランコ(24=ニカラグア)は200g少ない61kgでパスした。両選手は昨年10月に対戦しており、サモラが2回TKO勝利としている。
現在、ニカラグアは新型コロナウイルスの感染者は11名で、そのうち3名の方が亡くなっているが、他国と比較すると被害は少なく国内ではパンデミックやクラスターといった感染拡大がないとの判断から、観客を入れての開催となった。計量時にはイベントに関わる選手、試合役員、メディアもマスク着用を徹底。試合当日は入場時に体温チェック、アルコールなどによる手洗い、1メートル間隔を開けて観戦席に座るなどの対応策を行う。
米国でも生中継
試合の模様は米国内でスペイン語放送のスポーツ・ケーブル局ESPNデポルテスが、また中南米でもランテンアメリカ版ESPNノックアウトで生中継される。約1ヶ月ぶりのボクシング生中継ということもあり中南米のみにあらず、米国内での視聴率に注目が集まる。