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WBC(世界ボクシング評議会)は22日、メキシコのカンクンで開催された第57回年間総会でライト級に関して、ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)をフランチャイズチャンピオンに指定し、休養王者だったデビン・ヘイニー(21=米国)を正規王者に昇格することを決めた。
昨年11月からのWBCライト級世界トップ戦線の動きは以下の通り。
■2019年11月2日
指名挑戦者決定戦と認定していたのハビエル・フォルツナ(30=ドミニカ共和国)とヘスス・クェジャル(30=アルゼンチン)の試合で勝利したフォルツナが指名挑戦権を得た。
■2019年11月9日
選択試合として開催された世界戦でタイトル防衛に成功したチャンピオンのヘイニーだが、負傷したため休養王者となった。
■2019年12月3日
WBCがフォルツナとルーク・キャンベル(32=英国)に対して正規王座決定戦を行うよう指示した。
■2020年1月27日
両陣営は4月14日に王座決定戦を開催することで合意したことを発表した。
■2020年3月23日
フォルツナが負傷からリカバリーしたことをWBCに公式に伝えた。
■2020年4月8日
WBCはフォルツナに対して、診断書を提出して怪我が完治したことを証明するよう義務付けた。一方、フォルツナとキャンベル陣営はWBCに対して、ステータスの確認を求めた。
■2020年4月14日
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で予定していたフォルツナとキャンベルの試合は行われなかった。
この一連の流れを受けてWBCは以下の通りとした。
(1)ヘイニーを正規王者に昇格する。
(2)ヘイニーは1試合選択試合を行うことができる。
(3)フォルツナとキャンベルの試合は暫定王座決定戦とし、勝者は正規王者への挑戦権も獲得する。
(4)正規王者ヘイニーの選択試合による世界戦の勝者は(3)の試合に勝利した暫定王者と指名試合を行う。