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元日本・OPBF東洋太平洋フェザー級王者松本好二氏(50)の長男・松本圭佑(20=大橋)が4日、横浜市内のジムでプロテスト(B級)を受験し合格した。当初は今月11日に後楽園ホールで行われる予定だったが、新型コロナウィルスの影響で日にちと場所を変更して行った。
中垣とのスパーリングは大学入学時以来
中垣龍汰朗(20)と3ラウンドの実戦練習を披露した松本は、ジャブの差し合いで距離を探ると2回に鋭い踏み込みから右ストレートをヒット。対するサウスポー中垣はサイドに回って左カウンターで応戦した。3回は両者ともにギアを上げて激しいパンチの応酬を見せた。松本が左ボディを好打すれば中垣もスピードを生かした攻撃で譲らなかった。
今日は3〜4割の出来
テスト終了後に合格の知らせを受けた松本は「まだ実感が湧かないが、自分の中で一区切りついたので今日からプロの自覚を持っていきたい」と気を引き締めていた。
ともに頂点を目指す
中垣とは階級は違うが(松本はスーパーバンタム級、中垣はスーパーフライ級)同年齢で、プロデビューもともに5月28日に予定されており、出世争いが注目される。高校時代は対戦経験があり、大学時代(2人とも2年で中退)は汗を流したライバルを「龍汰朗の練習に対する姿勢を見習ってきた。仲間でもあり引っ張ってくれている存在」と語り切磋琢磨していく。
デビュー戦は5月28日の予定
約3ヶ月後に予定されているデビュー戦について「注目度が高いと思うのでKOするのは前提で、ディフェンスで会場を沸かせてからしっかりと倒したい」と拳を握り締めた。