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元WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(24=白井・具志堅)が12日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。計量失格で王座をはく奪された2018年4月14日以来、669日ぶりに秤に乗った比嘉は、契約体重の119lb(約53.9kg)を100gアンダーの53.8kgで無事にパスした。
試合は明日の13日に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで行われ、119lb(約53.9kg)契約8回戦でジェイソン・ブエナオブラ(25=比)と対戦する。
試合は明日の13日に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで行われ、119lb(約53.9kg)契約8回戦でジェイソン・ブエナオブラ(25=比)と対戦する。
バッチリ仕上がった
世界戦並みの報道陣が詰めかけ、緊張感に張り詰められた計量会場に姿を現した比嘉は、やや険しい表情を見せたが馴染みの記者に「体重超過を期待してます?」と冗談を飛ばしながら時折笑みを浮かべるなど、前戦の試合前のような重苦しい雰囲気は感じられなかった。
計量後に囲み取材に応じた比嘉は、具志堅用高会長に紹介された減量をサポートする担当者の指示で食事管理に努めたことを明かすと「久しぶりだし、どの階級にいっても減量はキツいがここまで順調に落ちたのは初めて。今朝の時点でリミットだった」と仕上がりに手応えを感じていた。
計量後に囲み取材に応じた比嘉は、具志堅用高会長に紹介された減量をサポートする担当者の指示で食事管理に努めたことを明かすと「久しぶりだし、どの階級にいっても減量はキツいがここまで順調に落ちたのは初めて。今朝の時点でリミットだった」と仕上がりに手応えを感じていた。
沖縄のみんなに喜んでもらいたい
約1年10ヶ月ぶりのリングに上がる比嘉は「まだ試合をする感覚はないが、明日はこれまで支えてくれた両親や後援会、仲間のために戦い勝利を届けたい。楽しい試合をして結果的に倒せたら」と2年前に故郷沖縄での防衛戦以来のKO勝利を目指す。
具志堅会長は「スピードとパンチのキレは戻っている。あとは気持ち次第」と愛弟子の完全復活に期待した。
具志堅会長は「スピードとパンチのキレは戻っている。あとは気持ち次第」と愛弟子の完全復活に期待した。
14戦7勝(3KO)4敗3分のブエナオブラ
一方これが初来日のブエナオブラは計量が終わり、清涼飲料水で喉を潤すと「明日はベストを尽くすだけ」と短いコメントを残した。
比嘉の雄姿を見逃すな!
フライ級時代から3kg増で臨む今回の再起戦でどのようなパフォーマンスを見せるのか?パワーアップした比嘉の姿を期待せずにはいられない!超満員の後楽園ホールで沖縄の星がいよいよ復活の狼煙を上げる!