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2020年チャンピオンカーニバルが明日1日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」で開幕する。全13階級の先陣を切るのは、日本ウェルター級王者の永野祐樹(30=帝拳)対同級1位の小原佳太(33=三迫)。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともリミットの66.6kgを200g下回る66.4kgでクリアした。
最強挑戦者を迎えてのV2戦
昨年4月の同大会で矢田良太(グリーンツダ)を7回TKOで撃破しタイトルを奪取、大会MVPを獲得したサウスポーの永野は、9月の初防衛戦では川崎真琴(RK蒲田)を2回TKOで下し勢いづく。スーパーライト級で日本、OPBF東洋太平洋王座をウェルター級に転向してからはWBOアジアパシフィック王座を2度獲得、世界挑戦も経験した最強挑戦者の小原を「キャリアもテクニックも向こうが上、間違いなく格上」と警戒した上で、「普通にやっても勝てないが、今回はこれまで打ってきたことのない右ボディや返しの右フックを練習してきた。嫌な距離でガンガンと仕掛けていきたい」と意気込み、「小原選手には申し訳ないがこの試合で引退してもらい、自分が日本ウェルター級の代表として世界に行く」と誓った。
勝って世界に繋げる
一方、再び世界を狙うためにも日本王座からの復活を目指す小原は「負けたくない、負けるはずがないと思っているが、予想以上にポテンシャルの高い王者なので恐怖心もある」と素直な思いを明かし、「負けたら終わりと考えているので、引導を渡されないようしっかりとKOで勝ちたい」と気を吐いた。
試合は永野が先に仕掛け、小原が距離を取って迎え撃つ展開が予想される。永野の強烈な左ストレートと小原の切れ味鋭い右ストレート、どちらの一撃が上回るのか注目したい。
試合は永野が先に仕掛け、小原が距離を取って迎え撃つ展開が予想される。永野の強烈な左ストレートと小原の切れ味鋭い右ストレート、どちらの一撃が上回るのか注目したい。