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20日、今年最初のWBOアジアパシフィック・ランキングが発表された。昨年12月に王座を獲得したウェルター級の別府優樹(28=久留米櫛間)と井上浩樹(27=大橋)を加えて日本人チャンピオンは10名となったが、OPBF王座決定戦に出場するライトフライ級の冨田大樹(22=堺東ミツキ)が20日付けで王座を返上。現在、9名の日本人チャンピオンが席巻している。
2月14日(金)の「SLUGFEST.13」(後楽園ホール)で行われるスーパーフライ級タイトル戦で4位の福永亮次(33=角海老宝石)が、WBO世界ランキング9位でチャンピオンのフローイラン・サルダール(30=比)に挑戦する。今年注目を集めているこの階級で世界ランキングもゲットするチャンスだ。
大晦日に日本チャンピオン久我勇作(29=ワタナベ)を1ラウンドで仕留めたジュンリエル・ラモナル(30=比)がスーパーバンタム級王座に就いた。和氣慎吾(32=FLARE山上)からも勝ち星を挙げた新チャンピオンを追い詰めるのは誰か? 日本人の最高位は4位の赤穂亮(33=横浜光)。
スーパーフェザー級は昨年12月に日本王座に就いた坂晃典(27=仲里)が2位にランクイン。1位の尾川堅一(31=帝拳)と4位の渡邉卓也(30=Reason大貴)に上下はなかった。
吉野修一郎(28=三迫)が王者に君臨するライト級は2位に細川バレンタイン(38=角海老宝石)、8位に粕谷雄一郎(23=石川)がランクインした。細川は3月7日(土)にオーストラリアのゴールドコーストでWBOオリエンタルとIBFインターナショナルの二冠王者でWBOアジアパシフィックランキング1位のジェイコブNg(25=豪州)に挑戦する。
WBOアジアパシフィック・OPBF・日本ライト級三冠チャンピオン吉野は2月13日(木)に開催される「ダイヤモンドグローブ」で日本タイトル防衛戦に臨む。挑戦者は元日本ユース王者の富岡樹(22=REBOOT.IBA)。
WBOアジアパシフィック・日本スーパーライト級二冠チャンピオン井上浩樹は3月16日(月)に開催される「フェニックスバトル71」で日本タイトル防衛戦に臨む。挑戦者は永田大士(30=三迫)。
昨年12月に矢田良太(30=グリーンツダ)との壮絶なダウン合戦を制した別府優樹(28=久留米櫛間)が初戴冠を果たしたウェルター級は、2月27日にOPBFタイトルに挑戦する長濱陸(28=角海老宝石)が3位にランクインした。
スーパーウェルター級の井上岳志(30=ワールドS)は18日、2ラウンドKOで王座防衛に成功した。