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2020年が始まれば、“東京五輪イヤー”のムードが高まらないはずがない。昨年、国内の代表選考プログラムを勝ち抜いて、2月に中国・武漢で行われるアジア・オセアニア予選にスタンバイをしている日本人代表選手たちは、現在、カザフスタンの山奥で同国のみならず、キューバやハンガリーのトップ選手たちと合宿を行っている。
【参加代表】
🇯🇵男子52kg級・田中亮明(中京高校教員)
🇯🇵男子57kg級・堤駿斗(東洋大学)
🇯🇵男子63kg級・成松大介(自衛隊体育学校)
🇯🇵男子69kg級・岡澤セオン(鹿児島県体育協会)
🇯🇵男子75kg級・森脇唯人(自衛隊体育学校)
🇯🇵男子81kg級・梅村錬(拓殖大学)
🇯🇵女子51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)
🇯🇵女子57kg級・入江聖奈(日本体育大学)
🇯🇵女子60kg級・濱本紗也(日本大学)
🇯🇵女子69kg級・鬼頭茉衣(中京大大学院)
🇯🇵女子75kg級・津端ありさ(西埼玉中央病院)
【参加代表】
🇯🇵男子52kg級・田中亮明(中京高校教員)
🇯🇵男子57kg級・堤駿斗(東洋大学)
🇯🇵男子63kg級・成松大介(自衛隊体育学校)
🇯🇵男子69kg級・岡澤セオン(鹿児島県体育協会)
🇯🇵男子75kg級・森脇唯人(自衛隊体育学校)
🇯🇵男子81kg級・梅村錬(拓殖大学)
🇯🇵女子51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)
🇯🇵女子57kg級・入江聖奈(日本体育大学)
🇯🇵女子60kg級・濱本紗也(日本大学)
🇯🇵女子69kg級・鬼頭茉衣(中京大大学院)
🇯🇵女子75kg級・津端ありさ(西埼玉中央病院)
首都ヌルスルタンの隆盛
カザフスタンといえば1991年にソビエト連邦が解体された後、このアジアでウズベキスタンと「二強状態」を成してきた世界屈指の強豪国であり、近年では、ついに村田諒太(帝拳)と対戦する可能性が高まってきたゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)の、プロボクシングでの快進撃でも知られている。
ゴロフキンは国民的英雄
経済的には中央アジアで一強状態にあり、旧ソ連でも特に隣国との関係が良好であることは、ゴロフキンが、国の力強いバックアップを受けて活動し、人柄にも定評があることからも伺えるかもしれない。中心となるカザフ族が、遊牧民だったこともあり、家庭料理から肉が充実し、我々にとってのモンゴルでの生活も連想させる。
疲労も蓄積した田中恒成の実兄・亮明
ロシア、キューバ、カザフスタン、ウズベキスタンの世界4強のうち、2カ国の加わっている合宿に交ざることで、日本の代表候補たちは、どれだけ土壇場で成長できるのか期待だ。