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「DANGAN232 KNOCK OUT DYNAMITE賞金マッチトーナメント決勝戦」が12日、後楽園ホールで行われた。メインイベントでは日本スーパーライト級6位のデスティノ・ジャパン(35=ピューマ渡久地)とトゴルドル・バットツォグド(20=モンゴル)が65.0kg契約5回戦で対戦した。初回KO勝ちで賞金50万円、さらに優勝賞金50万円がプラスされる一戦。このトーナメントのスペシャルアンバサダーを務める内山高志氏から賞金を手にしたのは――。
バットウォグドが優勝賞金50万円をゲット
ドミニカ人とモンゴル人による決勝戦は、バットツォグトが足を使いながらジャブを飛ばすと相手の返しのパンチにも冷静に反応。距離を詰めるデスティノを左でコントロールしポイントを連取した。5回、バットツォグトはワンツーを振り抜きダウンを演出。KOに期待がかかったが、追撃せずに試合終了のゴングを聞いた。
モンゴルのボクシングを盛り上げていきたい
控室に戻ったバットツォグトは「風邪をひいたのと右親指をケガしていたのでジャブを打って距離を保つ作戦だった。ダウンを奪ったが、賞金は狙っていなかったので欲は出さなかった」と優勝を喜んだ。「これからも練習に励んで世界を目指していきたい」と抱負を述べた。
大森が再起に成功
元日本バンタム級王者の大森将平(26=ウォズ)は、第4試合フェザー級5回戦でダニー・タムピピ(30=比)を相手に昨年8月以来の再起戦に臨んだ。サウスポー大森は、序盤から上下に打ち分けてペースを握ると、有効打を重ねてダメージを与え、最終5回に左ストレートからパンチをまとめてレフェリーストップ勝ちした。
再び王座を目指す
OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(29=輪島功一スポーツ)に敗れて以来の復帰戦を勝利した大森は「負けたら後がないと思い、相手の独特のタイミングに慎重になってしまった。試合の重圧から解放されたので今はホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
スーパーバンタム級を主戦場にするという大森は「勝ち続けて少しずつ自信を取り戻していきたい」と会見を切り上げると21時発の京都行きの新幹線に乗るため帰り支度を始めた。
スーパーバンタム級を主戦場にするという大森は「勝ち続けて少しずつ自信を取り戻していきたい」と会見を切り上げると21時発の京都行きの新幹線に乗るため帰り支度を始めた。
令和2年初勝利を挙げた宝珠山
今年の打ち初めとなった第1試合、スーパーフライ級4回戦では宝珠山晃(23=白井・具志堅)とキム・グン(18=韓国)が激突。サウスポー宝珠山が左ストレートで鮮やかに倒すと、その後も積極的な攻撃でストップを呼び込んだ。
2020年の初戦を勝利した宝珠山は「思ったより距離が遠くてやりにくかったが、ダウンを奪ったパンチは練習していた通りに出た。今年、最初の試合だったので負けるわけにはいかなかった」と満面の笑みを浮かべた。東福岡高校、日本大学とボクシングを続けていた宝珠山は、2月13日に復帰戦を行う元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24=白井・具志堅)のスパーリングパートナーで呼ばれたのがきっかけで同ジムに入門した。今年が年男の宝珠山は、新人王トーナメントにエントリーし頂点を目指す。
2020年の初戦を勝利した宝珠山は「思ったより距離が遠くてやりにくかったが、ダウンを奪ったパンチは練習していた通りに出た。今年、最初の試合だったので負けるわけにはいかなかった」と満面の笑みを浮かべた。東福岡高校、日本大学とボクシングを続けていた宝珠山は、2月13日に復帰戦を行う元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24=白井・具志堅)のスパーリングパートナーで呼ばれたのがきっかけで同ジムに入門した。今年が年男の宝珠山は、新人王トーナメントにエントリーし頂点を目指す。