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JSC・JOC・JABF連携プログラムによる国際親善試合(IOCタスクフォース座長:渡辺守成氏)が26日、墨田区総合体育館で行われた。 2020年東京五輪の開催を前に機運が高まってきたスポーツ・文化国際交流の一環として、ニカラグア・グアテマラ・ドミニカ・コスタリカから各国1名の次世代を担う2004年4月2日~2010年4月1日の間に生まれた選手達を招聘し、育成のサポートを行なっている。
この日は外国人招聘選手と日本人選手が対戦した。
第一試合は、ブライアン・スタンレイ・メルカド・ガルシア (15=ニカラグア)が渡辺大虎(13=群馬)にポイント勝ちした。
第二試合は、ブライアン・メニュール・メジア・プレンサ (14=ドミニカ)が2ラウンド0分9秒RSCで国内屈指の実力者、新井伸尭 (12=埼玉)から勝ち星を挙げた。この試合で初めて外国人選手と戦ったという新井伸尭は「体幹が強かった」と2歳年上のドミニカ代表選手の印象を語るとボクシングの楽しさは「勝つこと」と、これからも練習を頑張ることを誓った。
第三試合は、片岡叶夢(12=千葉)がガブリエル・ヘスス・マタ・アラヤ(13=コスタリカ)からポイント勝ちを収めた。
第四試合は、新井千喜(14=千葉)がディエゴ・ジェビエ・ミゲル・グアルダード (14=グアテマラ)にポイント勝ちした。試合後に笑顔で取材に応じた千喜は「くっついた時に力が強かった」と国際試合を振り返ったが、3ラウンドに奪ったスタンディングダウンに関しては「いつも練習している左ストレートが当たった」と日々の成果が出せたことを喜んだ。「オリンピックを目指したい」と将来の目標を語った。
内田貞信会長と花形進会長
12月26日、墨田区総合体育館でキッズボクシング統一王座決定戦を実現させた日本ボクシング連盟の内田貞信会長と日本プロボクシング協会の花形進会長は、ボクシング界全体の安定的な盛り上がりを目指し、戦略的な共栄共存を誓い合った。