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日本バンタム級14位の石井渡士也(18=REBOOT.IBA)と2018年東日本同級新人王の石川春樹(20=RK蒲田)が12日に後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で空位の日本ユース王座を争った。試合は序盤から倒し合い観客を熱狂の渦に包んだ。
石井が激戦を制した
石井が鋭いジャブから左ボディを好打。対する石川は打ち終わりに左フックを返して対抗しスリリングな攻防。初回終了間際に石井の左フックが炸裂しダウンを先取した。2回開始早々、石川が右ストレートで倒し返しイーブンに。3回、石井は左で立て直しを図ると思い切りのよい攻撃でポイントを奪った。4回、石井のワンツーが直撃し石川はふらつきながら倒れるとレフェリーはノーカウントで試合を止めた。
再来年には日本王者になる!
3戦目でユース王者に就いた石井は「ジャブは予想通りに当たったが、プレスをかけられ臆病なところが出てしまった。4回に弱気になっているのがわかったので倒しにいった。自分の名前をアピールできたと思う」と声を弾ませた。
来年の目標を聞かれた石井は「今年はユース王者が目標だったので来年は日本王座挑戦者決定戦に出れるまでランキングを上げていきたい」と抱負を口にした。
来年の目標を聞かれた石井は「今年はユース王者が目標だったので来年は日本王座挑戦者決定戦に出れるまでランキングを上げていきたい」と抱負を口にした。
作戦通りに戦ったが…
一方、あと一歩のところでベルトに手が届かなかった石川は「ダウンを奪ったパンチは手応えがあったが、攻め急いでしまった。ジャブは見えていたが、最後のパンチは見えなかった」と悔しそうに漏らした。