テテvsカシメロの前日計量

　英国・バーミンガムのアリーナ・バーミンガムで30日(日本時間12月1日)に決行されるWBO(世界ボクシング機構)バンタム級王座統一戦。正規王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)vs暫定王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の前日計量が29日に行われた。

　バンタム級リミットの53.5kgを正規王者テテは800gアンダーの52.7kgでクリア。暫定王者カシメロは400g少ない53.1kgを測定した。
　 WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級トーナメントに参戦していたテテ。昨年10月に準々決勝でミーシャ・アロイアン(ロシア)に判定勝利した。しかし、続く準決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦直前、右肩の負傷により欠場し、トーナメント敗退となった。
　対するカシメロはテテのWBSS参戦に伴い4月にWBO同級暫定王座決定戦で3階級制覇を達成、8月に暫定王座初防衛を成功している。
　バンタム級2冠王者井上尚弥(大橋)の次戦の相手候補とも言えるだけに、日本からも注目が集まっている。