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日本ボクシングコミッションは28日に都内の同事務局でランキング委員会を開き、11月度の日本ランキングを作成した。今月は、22日に階級を落として復帰戦を行い、初回45秒KO勝ちで再起に成功した、前日本スーパーライト級王者で同級4位の細川バレンタイン(38=角海老宝石)がライト級3位にランクされた。細川の痛烈な右フックでKO負けを喫した有岡康輔(26=三迫)は2連敗となり、ライト級10位から圏外の14位まで後退。実力のある選手なだけに来年の再浮上を待ちたい。
中嶋も右フック一発で決めた
また、9日に行われたGOD’S LEFTバンタム級トーナメント準決勝で、日本同級8位の南出仁(24=セレス)に初回TKO勝ちした中嶋一輝(26=大橋)が同級13位から7位に躍進。来年1月に開催される日本スーパーフライ級19位の堤聖也(23=角海老宝石)との決勝戦は好ゲームが期待される。
川崎はスーパーウェルター級に転級
日本ウェルター級12位の川崎真琴(35=RK蒲田)は階級を上げ、スーパーウェルター級3位でランク。同階級から一気に選手層が薄くなり、12位以上はスーパーウェルター級が4名、ミドル級が3名、ヘビー級が2名とマッチメイクも難しい状況だが、ボクシング類似イベントを除く他格闘技団体との交流緩和も議論されはじめ、今後の進展に注目が集まる。
左から古谷、松岡、石脇
ほか、スーパーフライ級10位に古谷昭男(21=六島)、フェザー級20位に前日本ユース王者の松岡輝(24=大成)、スーパーライト級15位に石脇麻生(20=寝屋川石田)と、西のホープ3選手がランク入り、復活をはたした。