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12月2日(月)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.70」フェザー級8回戦に出場する日本スーパーバンタム級3位の松本亮(25=大橋)が再起2戦目に向けて順調な調整を続けている。試合を目前に控えた松本に27日に横浜市内の所属ジムで話を聞いた。
ディフェンスを強化してきた
拳を交える伊藤仁也(24=三河)は今年7月に後楽園ホールで松本と同門の中澤奨(26)に初回TKO勝ちし波に乗っている。松本は、「試合の映像はまったく見ていないが、周りからはガツガツ前に出てくるタイプだと聞いている。パンチも強いみたいなのでジャブを突いて、打たれないことを意識して見せ場があれば倒したい」と意気込みを口にした。
減量方法を変えて調子が良い
松本は、昨年2月にダニエル・ローマン(米)が保持する世界王座に挑戦したが判定で苦渋をなめた。さらに再起戦で佐川遼(三迫)に3回TKO負けし世界戦線から大きく後退した。この試合をきっかけに佐川は連勝を重ね、今年9月に日本王座に就いた。佐川の活躍を悔しい思いで見ていたという松本は「しっかりと勝ってここから挽回する」と巻き返しを誓った。