試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級王者の井上尚弥(26=大橋)が9日、後楽園ホールで行われた「DANGAN229」のセミファイナルの終了後に控え室で会見を開き、11月7日(木)のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)決勝戦で2ラウンドに被弾したドネアの左フックで右目眼窩底骨折と右鼻骨の2ヶ所骨折と診断されたことを発表した。
ドネアの左フックで骨折した
井上は、「試合中、二重に見えた後は痺れを感じた。骨折したかも知れないという予測はしていた」とコメント。試合翌日に精密検査を受け手術は必要とせず、保存療法での治療となった。今はじっとしていると痛みはないが、触れるとまだ痺れがあり、しばらくは絶対安静で治療に専念する。
試合中にカットした右目上は左フックが直接当たったのではなく、右頬部分から突き上げて当てられた反動により、その影響で鼻骨部も骨折したそうで、改めてドネアの左フックの威力を感じたようだ。当初公表の予定はなかったが、大橋秀行会長と相談の上、来年を見据えて発表に至った。
試合中にカットした右目上は左フックが直接当たったのではなく、右頬部分から突き上げて当てられた反動により、その影響で鼻骨部も骨折したそうで、改めてドネアの左フックの威力を感じたようだ。当初公表の予定はなかったが、大橋秀行会長と相談の上、来年を見据えて発表に至った。
重症ではない
大橋会長は、「ドネアのジャブをもらった時、顔を弾かれるようなもらい方でいつものもらい方ではなかった。あの状態で相当痛かったはずなのに、骨折したなかで残りを戦い抜いた。新たなモンスター伝説を作った」とあらためて井上に驚嘆していた。
次戦に影響はなく、1ヶ月後に再検査の予定。結果を見て練習再開の時期を決めることになる。
次戦に影響はなく、1ヶ月後に再検査の予定。結果を見て練習再開の時期を決めることになる。