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元OPBF東洋太平洋フライ級王者で日本同級7位の中山佳祐(31=ワタナベ)が30日、後楽園ホールで開催された「FIGHT THE POWER」52.5kg契約8回戦で古谷昭男(21=六島)と拳を交えた。再起戦に臨んだ中山だったが、序盤は大阪から乗り込んできた古谷に先手を奪われた。
※有料試合動画あり!
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古谷が殊勲の勝利
古谷は左ボディから右ストレートを好打しスタートダッシュに成功。流れを変えたいサウスポー中山は豊富な手数で反撃に出るが、古谷も意地を見せて下がらなかった。中盤は中山のアウトボクシングが機能しポイントを挽回。しかし、終盤になると古谷がギアを上げて、打ち終わりに右ショートをねじ込みヒット数で上回った。有効打で勝った古谷が日本ランク入りを濃厚とした。
勝てて本当にうれしい
敵地で日本ランカーを撃破した古谷は、「アウェイで格上の相手なので開き直って攻めた。相手の打ち終わりを狙った。練習してきた量は間違いなく自分の方が上なので自信を持ってリングに上がった。後楽園ホールで試合ができるのがうれしいし、そこで勝つことができて最高の気分です」と喜びに浸った。
今後の目標を聞かれた古谷は、「自分はまだまだ弱いので練習あるのみです」と最後まで謙虚な姿勢を崩さなかった。
今後の目標を聞かれた古谷は、「自分はまだまだ弱いので練習あるのみです」と最後まで謙虚な姿勢を崩さなかった。