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[試合後談話]2019.10.30

重岡優大が圧巻のデビュー!

 アマチュア92戦82勝(20KO)10敗の実績を持つ重岡優大(22=ワタナベ)が30日、後楽園ホールで開催された「FIGHT THE POWER」48.5kg契約6回戦でマノップ・ウドムパナーワーリー(21=タイ)を相手にデビュー戦を行った。WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の重岡銀次朗(20=ワタナベ)の兄・優大は初回から積極的な攻撃でマノップを攻め立てた。

※有料試合動画あり!
重岡が圧勝した
 重岡は力強い左ボディ、左フックを決めて着実にダメージを与えてペースを掌握。2回に連打から右フックでダウンを演出するとチャンスを見逃さず冷静に試合を終わらせた。
早くタイトルに挑戦したい
 初陣を飾った重岡は、「ガードの上からパンチをもらったが、アマの時と変わらないなと思った。アマ時代より集中して楽しくできた」と冷静に試合を振り返った。
 ミニマム級で世界を目指すという重岡は、「ミニマム級で負ける相手はいない。自分は実力があるんでガンガンいきます」と気を吐くと、「日本人と戦いたい。自分とやってくれる勇気のある奴を募集します!」とビックマウスは止まらなかった。
宇津木が格の違いを見せた
 メインイベントでは日本ライト級8位の宇津木秀(25=ワタナベ)が62.0kg契約8回戦に出場し、ソムポート・シーサ(20=タイ)と対戦。宇津木はジャブでリズムを作りテンポの良い攻撃を見せると、2回に連打から右ボディでダウンを先取。さらにダウンを追加し、最後は右アッパーでフィニッシュした。
来年はさらに飛躍したい
 2回TKO勝ちで無傷の6勝目を挙げた宇津木は、「もっと足を動かして捌くボクシングをしたかったが、相手が思ったより出てこなかった。ただ、落ち着いて距離感よく組み立てられるようになったと思う。狙い通りにストレートとアッパーで決めることができたので良かった」と喜び、「来年はタイトルを狙いたい。同期の三代(大訓)に早く追いつきたい」と抱負を語った。

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