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タイ・チョンブリで25日に開催されたWBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチ。王者ワンヒン・ミナヨーティン(タイ)が、指名挑戦者1位のシンフィエ・コンコ(南アフリカ)を相手に、12度目の防衛と54連勝をかけ試合に臨んだ。
ワンヒンが判定で54連勝の世界記録更新
最軽量級らしく小刻みの良い手数を出していく両者だったが、回転力の差で王者ワンヒンが序盤を制し、4回終了時の公開採点を3-0(39-37×2、40-37)とリードした。すると中盤の7回終了間際にワンヒンが右ストレートを打ち込むと、コンコは足も同時に引っかかりダウンを奪われた。8回を終えた途中採点も3-0(79-71、79-72、78-72)と、ワンヒンがリードを広げる展開に。流れを変えようと攻めに出るコンコに対し、ベテラン王者のワンヒンは手数と効果的なパンチでその後もペースを掌握し、そのまま終了のゴングとなった。
試合はワンヒンが3-0(116-107、117-109、118-109)の大差判定勝利でV12を達成した。世界記録更新となるワンヒンの戦績は54戦全勝(18KO)、敗れたコンコは26戦19勝(7KO)6敗1無効試合とした。
試合はワンヒンが3-0(116-107、117-109、118-109)の大差判定勝利でV12を達成した。世界記録更新となるワンヒンの戦績は54戦全勝(18KO)、敗れたコンコは26戦19勝(7KO)6敗1無効試合とした。