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[試合後談話]2019.10.21

打ち合いの末に挑戦権を手にしたのは?

 日本スーパーライト級挑戦者決定戦が21日に、後楽園ホールで開催された「SLUGFEST.11」のセミファイナルで行われ、同級1位のアオキクリスチャーノ(30=角海老宝石)と同級2位の永田大士(29=三迫)が、来年のチャンピオンカーニバル出場を懸けてし烈なペース争いを繰り広げた。
永田が快勝した
 サウスポー永田がリズム感のある攻撃でワンツーを痛打し先制攻撃。ペースを奪うと左ストレート、右フックを決めてポイントを稼いだ。劣勢のアオキは6回に強引に詰めて打撃戦に持ち込むと、左フックで膝を揺らし反撃。しかし、永田も踏ん張り終盤に入ってもペースを渡さなかった。2〜6ポイント差をつけた永田が挑戦権を獲得した。
出入りを重視した
 来年のチャンピオンカーニバル出場を決めた永田は、「これまではストレートが流れてしまっていたが、今日はしっかりと打つことができた。プレスをかけて正面で押し切ることを心掛けた。思い通りの展開で戦っていて楽しかった」と声を弾ませた。
 来年、王者の井上浩樹(大橋)に挑戦する永田は、「井上選手とはスパーリングをしたことがあるが、フィジカルもテクニックもある強いチャンピオン」と実力を評価。その上で、「自分が勝っているのは気持ちと粘り強さなのでそれをぶつけて勝負する」とベルト奪取を誓った。
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